一郎丸ちほってどんな人?

印象に残っている出来事を綴っていきます。私の人となりをみてください。

3歳から水泳を習っているため、クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライすべてマスターしている。

小学校低学年の頃に選手育成コースに上がると、ほぼ毎日2時間キツイ練習をしていた。練習が辛すぎたが、親に「辞めたい」と言えずに2年間通う。

この頃から親に本音を言えずにいた…。

ソロバン・ピアノ・習字など他にも習っていたが、中学生になるとすべて辞めた。

小学校高学年から結婚するまで実家に住んでいたのに、親と雑談することがほぼなく、口を開けばケンカしていた。

大学生までは友達と楽しく過ごしていたが、社会人になると仕事や結婚で仲の良い友達が徐々にいなくなり、ひどい孤独感に悩まされた。

「私のことを理解してくれる人はいない」とふいに涙が出てくることも…。

実家にいたくなくて、友達や1人で旅ばかりしていた大学生~社会人の頃。

今思えば1人暮らしをすればよかったのに、その選択肢はなぜかなかった。親と共依存してたのかも?

行った場所は、エジプト・インド・タイ・ネパール・ドイツ・スイス・フランス・台湾・上海・南京・韓国、国内は、東北・九州・関西…1人で飛び回った。

必死で充実している毎日を作ろうとしていた。現実はただ満たされない毎日から逃げていただけなのに。

初めての息子には、才能を伸ばしたい!何でもできることならしてあげたい!そんな気持ちで長男が0歳の頃に、高額な英語教材を買おうとしたが断念。

「のびのびと育てたい」そう思っていたはずなのに、いつからか平均以上でないと心配しまくる毎日。

「平均体重以下」
「平均よりできることが少ない」
「普通より言葉が遅い」
「同い年の子はもうあんなことできる」
「今のうちに才能を伸ばさないと」

平均ってなんだろう?普通って何と比べていたのだろう?長男が発達障害グレーというおかげで、ようやく目が覚めた。(長男は自分の意志が強くて、小さい頃は癇癪がかなり強めだった)

ありのままの長男をみていこう。他の子と比べても仕方ない。生まれつきの特性を私がしっかり見つめて向き合っていこう、そう決意できた。

もしも長男が発達障害グレーでなかったら、私の子供に対する欲求は止まらなかったのかも……そう思うと恐ろしい。

コロナ禍で実家に帰ることを避けたため、実の母物理的にも精神的にも距離を取ることができた。無意識に母の子育ての常識を引き継ぐのではなく、子供の悩みは自分で誰かに相談し、自分で決めることとなった。

ある日、子供が寝た後に母と2人でじっくり話す機会があった。

そこで今まで話したことなかったが、自分の幼い頃から母に対して思っていたことを話すことができた。「辛かった」と。

謝ることをしない母の口から「ごめん」という言葉を聞けて、「母のせいで」とか恨みがなくなり、スッと許すことができた。

そこで気づいた。あー今まで自分の不幸はすべて母のせいにしてたんだなって。もうやめよう。自分は自分の人生を生きていく。誰かのせいにすることなく、自分で責任を負うんだ

母の呪縛から解けても、家や保育園で長男のトラブルは収まらない。あの頃、長男は発達障害グレーだからと言い訳にしてた自分を恥ずかしく思う

本当は、自分の中の何かが長男に影響しているのを知らずに…。

ある日、偶然にも無意識を鍛えるとか、潜在意識を変える、とかの動画を見た。衝撃だった。自分の自信のなさや劣等感がイメージとなり言葉として現れ、長男を責めていたんだと気づく。

しつけだと思っていたのは、何にも長男のためになっていなかった。むしろトラウマを与えてしまっていたのかも…。

猛烈に反省した私は、独学で無意識・思考・言葉・伝え方・傾聴力・NLP・アドラー心理学などの本を読み漁り、長男との関係を良くするため、読んだことをすぐ実践した。

長男が保育園の頃、長男はその日に起きたことを何も話してくれなかった。長男のすべてを把握していたかった私は不安で質問しても、答えは「忘れた」

ここでも私は、長男の特性を言い訳にしてしまう。本当は、小さいながらに「母に話しても理解してくれない」と感じていたのだろう。

そこで独学で学んだ傾聴力を実践したり、無意識の力を利用したり、アドラー心理学でいう勇気づけをしたり……とにかく現在の関係を脱しようといろんなことを試みた。

現在、長男は、相変わらず学校のことを思い出して話す習慣はないが、思い出したように、楽しかったこと、不安に思うことを話してくれるようになった。

私自身も、子供のすべてを把握したいなんて思わなくなり、むしろ問題は子供自身で解決できるように私はフォローするだけだと思うようになった。

アドラー心理学の「課題の分離」の考え方が非常に役に立っている。

私に夢が見つかる。幸せな親子関係を未来へつなぐことだ。

私は今まで、母と子の問題にずっとぶつかってきた。時には子供の立場で、時には母親の立場で葛藤してきた経験を活かし、同じように親子問題で悩んでいる人の力になりたい。

私が長年悩んできたことは、同じように悩んでいる人に共感できるし、解決したことは誰かの打開策に繋がると信じている。

母と子供の関係は一生続く。時には対応を間違えたり、距離感がバグったりすることもある。だけど、「あ、今の対応は違ったかも」と気づいたときに、親子関係はいつでもやり直せる。

そのために、母となった私が、母となったあなたができることは?

自分の心を満たすことで、子供の心も満たせるもの。自分の人生を充実させ、たくましく生きて未来へ繋いでいきたい。

一郎丸ちほ
一郎丸ちほ

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