宿題をやらない子供にガミガミ言う母親にはなりたくない!3つの方法で子供が変わる

ガミガミ言う母親には なりたくない! 親子関係

「宿題やったの?」気づいたら、毎日ガミガミ言う母親になっている……。やることやらない子どもにイライラして、ついガミガミ言う母親を卒業しましょう。

この記事では、どうしてガミガミ言ってしまうのか、以下の3つ原因と解決策を深堀りし子供が確実に変わっていく方法を伝えます。

  • 母親自身の生い立ちに起因
  • 高すぎる子どもへの期待値
  • 指示型のコミュニケーション
一郎丸ちほ
一郎丸ちほ

自分と向き合うことが、解決のカギ!

子供に対してついガミガミ言ってしまうのは、自分自身の生い立ちが原因の1つです。「しっかりした親にならなければ」「しっかりした子供に育てなければ」など、親となったプレッシャーもあるでしょう。

子育てのモデルは、ほとんどが自分の母親です。おそらくあなたの母親も親としてのプレッシャーやその時代の子育ての考えなど、さまざまなことが絡み合い、必死であなたを育ててきたと思います。

がみっこ
がみっこ

誰かと比較して褒める口癖は、自分の母そっくりだと気づいたよ!

あなたの子育ては、あなたの母親と同じでなくていい。あなたが大切に思うものを子供に伝えていきましょう。

ちほ
ちほ

私はどのような母親になりたいのだろう?じっくり考えてみるといいね!

自分の課題と子供の問題に境界線を引いて考えてみると、ガミガミ言う必要がないことがわかります。たとえば、宿題を例に挙げて考えてみましょう

宿題せずに最終的に困るのは、子供。

宿題をせずに子供が将来的に困るのではないかと不安になっているのは、自分。

「子供が宿題をしない事実」と、「宿題をしなくて不安になっている自分の気持ち」は別問題です。つまり、子供に「宿題しなさい」と指示するのは、子供の問題を代わりに背負ってしまっています。

宿題をしない子供に伝えるのなら、「私」を主語にするアイ・メッセージで「(私は)そろそろ宿題をしないとやる時間がなくなると思う。どう思う?」などと、辛抱強く伝えていくことが大切です。

ちほ
ちほ

自分の感情と向き合うことが大切。どうして不安になる?何を恐れている?心配事の80%は起こらないから大丈夫!

「もっと頑張ってほしい」「もっと良い成績を取ってほしい」「スポーツで活躍してほしい」など、自分の子供には大きな期待を寄せてしまいます。

期待するほど、子供は期待に応えようと頑張るはず」このような考えは、少し危険です。なぜなら…

  • 何のために頑張っているのか、自分の内的動機を見失い、やる気を失ってしまうから
  • 「期待に応えるほど愛される、期待に応えないと愛されない」という他人に依存した価値基準を持つようになるから
ちほ
ちほ

頑張る理由が内側から見つかるように、質問を投げかけるといいね!

また、自分の幼少期と比べて子供への期待値が高くなっている場合も、少し危険です。子供にこのような言葉をかけていませんか?

「小学生になったのだから」

「やればできるのだから」

「友達もできるから、あなたもできるはず」

がみっこ
がみっこ

私が幼い頃はできた!だから息子もできるはず。どうしてできないの?

これらの言葉は、ありのままの姿を否定しているように感じられ、子供は傷ついています。

ありのままの子供を見ましょう。ありのままの子供と向き合うためには、あなた自身が知らずに抱えている思い込みを手放すことが重要になってきます。

意識したいのは、子供に話させるコミュニケーションです。親が主導する話ではなく、子供が話したくて「お母さん、聞いて」という話に耳を傾けましょう。

たとえ、くだらなくて興味がない話でも、自分の気持ちを尊重してくれる人の言葉は、聞く耳を立てるものです。その関係性を作った上で注意すれば、心に届くでしょう。

たとえば、子供が宿題をやらないという問題を考えてみます。

がみっこ
がみっこ

いつ宿題やる?(語尾優しめに)

子どもの「30分後」という答えが、自分の許容範囲なら30分は何も言わないと決めます。

がみっこ
がみっこ

30分経ったことに気づいてなかったら、伝えるね

30分後自ら動こうとしたら、無理に褒める必要はありませんが、自ら動いた子どもの姿勢を認めましょう。もし30分後に子どもが動かないのなら、30分過ぎている事実のみを伝えます。基本姿勢は以下です。

  • できたところを具体的に認める(無理に褒めなくていい)
  • 注意するときは、事実を簡潔に言う

一方、子どもの答えが自分の許容範囲を超えるなら、あなたの許容範囲を伝え、お互いが納得する答えを話し合いで見つけていきます。普段からありのままの子供の姿を認めているのなら、子供の考えを受け止められるし、子供もあなたの考えを取り入れてくれるでしょう。

母親が忙しいと起こりがちな指示型のコミュニケーション。指示型のコミュニケーションとは、主に母親が一方的に子供に質問や指示を出すものです。

「宿題やった?」「片付けて」「夕食にするよ」「YouTubeばかり見ない」など、YESかNOで答える質問などを繰り返せば、話は広がりません。母親側は気づかないかもしれませんが、子供は「話を聞いてくれない」「また怒られる」と心を閉ざしていきます。

がみっこ
がみっこ

昨日、子どもの話を聞いたっけ?

子供の話を聞くのは大前提で、自由に答えるオープン・クエスチョンを意識してみましょう。YES/NOで答えるものではなく、子供から自発的に出てくる話を広げるのです。

ちほ
ちほ

指示型コミュニケーションに慣れた子供は、最初はなかなか話してくれないかも…。そんなときでも焦らない。あなたが変わっていけば、子供は確実に変わります!

また、「〇〇な時間に子どもの話を聞こう」とあらかじめ決めておくのもよいでしょう。たとえばこのような時間はいかがでしょうか?

  • 宿題が終わった後
  • 夕ご飯のとき
  • バスタイム
  • 寝る前のベッドの中
がみっこ
がみっこ

我が家はリラックスタイムになっている寝る前によく話をしてくれるよ

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ちなみに……親子の会話が多いほど、知的好奇心が育まれるというデータがあります。(下記参照) 

引用:「家族のつながりの変化による影響

宿題をやらなくても勉強ができれば良し!とするなら、「進研ゼミ小学講座」を選ぶのもありです。独自の学習ゲームなどで子供が進んで勉強する仕組みが整えられます。「やりなさい」なんていう必要がないのは親としても助かるところですね。

/我が家でも活用中\

「宿題やった?」ついガミガミ言う母親になってしまう3つの原因について深堀りしました。

  • 母親自身の生い立ちに起因
  • 高すぎる子どもへの期待値
  • 指示型のコミュニケーション
一郎丸ちほ
一郎丸ちほ

根本から変えていくには、自分の感情と向き合い自己理解を深めていくこと!過去ではなく未来に目を向けて、現状を変えていきましょう~!

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