読み聞かせを7年続けた結果、実感している読み聞かせの7つの効果を伝えます。
読み聞かせは、親子で楽しむ時間♪忙しい毎日でも、読み聞かせを続けてて良かった!
息子の生後半年から、2週間のペースで図書館に行き、借りては返し、返すついでに次の本を借り続けて7年経ちました。読み聞かせを7年続けた結果、得られたと思うものを以下にまとめました。
- 本好きになった
- 文字に抵抗がなかった
- しつけに役立った
- 調べるクセがついてた
- 集中力が高まった
- 好奇心が高まった
- 親子の絆が深まった
本と共に成長してきた子どもたちだからこそ、自然と身につけてきたものでした。読み聞かせの効果を知りたいのなら、ぜひお読みください。
続けた結果①本好きになる
読み聞かせを7年続けた結果、本好きになりました。赤ちゃんの頃から読み聞かせをしていたため、小学生の今でも本を読む習慣が身についており、YouTubeと同じように娯楽の1つとして読書を楽しんでいます。
本好きであると、知識をぐんぐん吸収していく様子がわかる。
長男が小1のとき、市の図書館を利用していたために学校の「多読賞」を受賞できず、息子は悔しい想いをしたことがありました。悔しさから、「多読賞」を狙って学校の図書館で本を借りるようになり、(家で読む姿を確認)小1後期でみごと「多読賞」受賞しました!
読書の習慣を持つことで楽しみながら成長するだけでなく、目標に向かって努力する力も養われたようです。
続けた結果②文字に抵抗がない
読み聞かせを7年続けた結果、文字に全く抵抗がありません。年少の頃から文字に興味が出てきて、お風呂で親がひらがなポスターを見せたり、絵本の文字をなぞったりして教えると、すぐに読めるようになりました。
ちなみに、読めることと書けることは違います。保育園の頃は、鏡文字を書いたり、えんぴつの正しい持ち方ができなかったりして、書くことは少し苦手のようでした。
母としても「正しく書けるのは小学生になってからでいい」と思いながらも、間違いを見ると指摘したくなってうずうずしていました。
文字に親しみを持つことが大切ね✨
鏡文字やえんぴつの持ち方が違うと「こうだよ」と指摘する度、息子は書くことが嫌いになっていくようでした。葛藤がありましたが、間違いを指摘することをやめ、保育園のうちは「書くことって楽しいんだ」という感覚を優先しました。
小学生になると、嫌でも学校で正しいひらがなを勉強するため、息子の文字は正しく書けるようになり、どんどん上手になっていきました。
保育園時代、間違いを指摘せず、「書くことって楽しいんだ」という感覚を優先して良かった!と思った出来事でした。
続けた結果③しつけに役立つ
読み聞かせを7年続けた結果、しつけにかなり役立ててきました。
たとえば、長男も次男も大好きだったのは「ねない子だれだ」という本です。寝ないとおばけになっちゃうという話から、夜は、子どもと一緒に怖がるふりをして、寝室へ行き寝かしつけをしていました。
5歳くらいの頃にハマっていた妖怪です。「妖怪が家に来るかも!」という設定で寝かしつけたことも良い思い出です。
おばけに見つからないように、一緒に寝たふりしよう
また、田舎で車の危険を理解していなかった息子だったが、交通安全の本を読んで交通ルールを学んだこともあります。
小学生の頃には、地獄の閻魔大王がウソを見破る浄玻璃鏡を持っているという話を読み、息子がウソをついてそうな時はこの話を持ち出しました。
ウソをついてしまったときは「ごめんなさい」と謝ればきっと許してくれるから、正直に話してほしいと教育に役立てたものです。ちなみに、その1年後、ついて良い優しいウソとついていけない悪いウソについて話しています。
勧善懲悪な話は賛否両論あるかな?
桃太郎の話のような勧善懲悪な話は、今の時代、賛否両論あるかもしれませんね。ただ、大人になれば、正論だけでは反感を買うこともあるし、偽善とののしられることもあるかもしれません。
そんなときに、自分の中のヒーロー像を持っていたら、迷いなく進めるはずです。だから我が家では積極的に悪を倒すような話を読んでいます。まぁ、小さい男の子は善と悪が分かりやすい話の方が好きですしね。
続けた結果④調べるクセがつく
読み聞かせを7年続けた結果、調べるクセが自然と身につきました。我が家では文字も読めない頃から中古で図鑑を買いそろえています。物語ではないですが、絵で楽しみ、説明文を読んで一緒に名前を覚え、時にはクイズを出し合って楽しんでいました。
一緒に恐竜の名前を覚えたなぁ~!一緒に覚えるメリットは、知識の吸収するスピードが早いこと。知的好奇心を満たすと、将来的な学習にも役立ちそう✨
たとえば、以下のように絵本に親しんでいます。
- カエルを捕まえた→両生類の図鑑・カエルの絵本
- バッタを捕まえた→虫の図鑑・バッタの絵本
- 恐竜大好き→恐竜図鑑・恐竜の絵本
- クジラってどのくらい大きいの?と話す→くらべる図鑑
- TVで「ウルトラマンかっこいい!」→ウルトラマンの絵本
- 漢字が分からない→漢字辞典
初めての漢字辞典は、しばらく親と一緒に調べましたが、しばらくすると息子1人でも調べて、漢字を正確に書くように努めていました。
続けた結果⑤集中力が高まる
読み聞かせを7年続けた結果、集中力が高まりました。
子どもは好きなことなら、いくらでも夢中になります。子どもが選ぶ本も興味があるものしか選びません。ひたすら好きな本を読んできました。その結果がこちらです。
- 興味のある本をずーーーーっと眺める(まだ文字が読めない頃から)
- 絵本の挿絵を写して楽しむ
- 何度も何度も同じ本を読む
- 1冊の絵本を暗記して、息子1人で独り言のようにつぶやいて読む(まだ文字読めない)
ちなみに、1冊の本を暗記して楽しんでいた本は「パンどろぼう」です。まだ文字も読めないのに暗記するほど大好きだった絵本。逆にひらがなが読めるようになると、うまく読めなくて「読んで」と言ってきます。
大好きな絵本だから、一生懸命ひらがなを覚えようとする✨自然な形でひらがなを覚えていったよー。
親として気をつけていたことは、1人で絵本を楽しんでいるときは邪魔をしないことです。『東大脳の育て方』を監修する脳医学者・瀧靖之氏も次のように言っています。
「熱中体験のある子は、国語や算数、理科といった教科であっても、知らないことを知るためにはどうすればいいか、どういう人に聞けばいいのかということをよくわかっている」
引用:こどもまなびラボ
私は子ども達に絵本で熱中体験を与えられたかな、と感じています。なぜなら、小学生になった今でも好きな本を読むと驚くほど集中力を発揮するからです。
続けた結果⑥好奇心が強まる
読み聞かせを7年続けた結果、好奇心が高まりました。以下のようなときに、好奇心が高まったなと感じました。
- 面白かった絵本はシリーズを読破しようとする
- カエルがよく出る時期は、カエルの絵本を自然に手に取る
- 海の絵本を読んで海に行きたがる
- 図鑑「科学の実験」を見て、「これ家の中でできる?」と親に確認
知らない世界を知る入口は、我が家では絵本が多いのです。ちなみに、今までハマったシリーズを以下に挙げます。(ハマった年齢は不問で)
- ようかいむらの〇〇シリーズ
- 妖怪横丁・妖怪温泉・妖怪〇〇
- 999ひきのきょうだいの〇〇シリーズ
- パンどろぼう シリーズ
- せんろはつづく シリーズ
- かいけつゾロリ シリーズ
- 〇〇のサバイバル シリーズ
小2の長男は昔好きだった本が懐かしいのか、弟が選んだシリーズの絵本を一緒に楽しんでいます。絵本シリーズで、好きなものから興味が広がるのは親としても喜ばしいことでした。
続けた結果⑦親子の絆が深まる
読み聞かせを7年続けた結果、親子の絆が深まりました。なぜなら、どんなに忙しい日でも寝る前の読み聞かせの時間は必ず確保していたため、毎日親子が楽しく触れ合う時間があったからです。
また、次のように、絵本特有の方法で子どもの興味がどこにあるのかを知れるため、共通の話題で盛り上がります。
- 選ぶ本は子どもにまかせる
- 子どもが選ぶと今興味あるものばかり
- 親子で絵本を読む
- 子どもの興味ある話題を持ちかけると、盛り上がる
借りる本10冊ぜんぶ恐竜の本!なんてこともあったなぁ~
興味を聞きだすのではなく、自然な形で子どもの興味を知れるため、自然とわが子の好きな話をすると笑顔で話してくれます。好きなことの話をするときは楽しいし、聞いてくれるひとにも親しみを感じますよね。
だから、絵本を通じて親子の絆が深まったなぁ~と改めて感じるのです。
読み聞かせを続けてよかった!
読み聞かせを7年続けた結果、やっぱり続けてよかった!と思うし、これからも続けていくつもりです。その7つの理由はこちらでした。
- 本好きになった
- 文字に抵抗がなかった
- しつけに役立った
- 調べるクセがついてた
- 集中力が高まった
- 好奇心が高まった
- 親子の絆が深まった
小学生の長男の読み聞かせはもう卒業しましたが、次男に読み聞かせしていると寄ってきます。自分で読めるようになっても母に読んでもらうのも好きみたい。読み聞かせは大切な親子のコミュニケーション。本を通して親子の絆を深めていこうと思います。
ちなみに、小学生から読書習慣を身につけるのも遅くありません。まずは一緒に図書館へ行き、子どもに自由に選ばせてあげましょう。親は子どもの興味あるコーナーへ案内してあげるだけです。ぜひ、やってみてくださいね!
もし子どもの読書習慣を身につけるのは難しいと感じたなら、こちらを体験してみてもいいかもしれません。➡子どもが読書にハマる! ヨンデミーの無料体験はこちら
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